付き合って3ヶ月目。
彼の部屋に初めて行ったとき、目に飛び込んできたのは壁一面に貼られた推しのポスター。
「え、これ全部…?」
その瞬間、頭の中で警報が鳴り響いたんです。(これヤバいやつじゃん…私、どうすればいいの?)
あなたと推し、どっちが大事なの?
この質問、何度も飲み込んできました。
実は私、アイドルオタクの彼と3年半付き合ってます。最初はマジで不安だった。週末はライブで不在、デートより握手会優先、推しの話ばかり…。
でもね。
今では「アイドルオタクの彼氏、実は悪くないかも」って思えるようになったんですよ。
嘘じゃないです(笑)
この記事では、同じように悩んでるあなたに、リアルな失敗談と成功体験を全部シェアします。綺麗事は言いません。ダサい失敗も恥ずかしい本音も、全部出します。
まず知っておきたい:彼の頭の中、実際どうなってるの?
「なんでそんなにハマってんの?」
これ、最初に彼に聞いた質問。
彼の答えは意外でした。「癒しなんだよね」って。
は?癒し?私がいるじゃん…(って言えなかった)
でも、話を聞いていくうちに少しずつ分かってきたんです。
アイドルは「裏切らない安心感」らしい
仕事でミスって上司に怒られた日。人間関係でモヤモヤした時。
推しの配信を見てると、いつも笑顔で頑張ってる姿がある。それが彼の心を支えてるんですって。
「恋人とは違う種類の支えなんだ」
この言葉、最初は理解できなかったけど…今なら分かる気がする。
私だって、友達と愚痴り合う時間と彼氏とのデート、どっちも必要でしょ?それと同じなのかもしれません。
推しに自分を重ねてるって話
「推しが夢に向かって努力してる姿見てると、俺も頑張ろうって思える」
彼がポツリと言ったこの言葉、ちょっとグッときちゃった。
アイドルって、彼にとっては「理想の自分」を映す鏡みたいなものらしいんですよね。
推しが成長すると、自分も成長できる気がする。そういう心理。
まあ、月に5万も使う理由にはならないけど…(本音)
実はアイデンティティの一部なんだって
これが一番重要かも。
学生時代から続けてる趣味。オタク仲間との絆。自分らしさを表現する手段。
「恋愛始まったから今日からやめまーす」なんて、そんな簡単にいくわけない。
私だって突然「その髪型やめて」「その服着ないで」って言われたら嫌じゃないですか。
それと同じ…だと理解するまで、正直1年くらいかかりました(泣)
リアルな悩み:私が実際にブチ当たった壁
綺麗事抜きで話します。
アイドルオタクの彼氏と付き合うって、マジで大変な時もある。
「私は二番目?」問題で涙が止まらなかった日
去年の誕生日。
彼と記念日ディナーの予約してたんです。1ヶ月前から楽しみにしてて。
でも3日前に言われました。
「ごめん、推しの握手会の追加日程が発表されて…その日しか無理で…」
ガチャン。
電話切った後、涙がボロボロ出てきた。スマホの画面がぼやけて見えなくなるくらい。
(私、こんなに軽く扱われてたんだ…)
胸がキューってなって、呼吸するのも苦しかった。
月10万問題:通帳見てマジでビビった
同棲の話が出たとき、お互いの収支を確認したんですよ。
彼の出費内訳見て、手が震えた。
グッズ代:3万円
ライブチケット・遠征費:5万円
配信視聴・サブスク:2万円
合計10万…!?
「これ、毎月なの…?」
喉がカラカラになって、声が裏返った。
将来のこと考えたら、貯金ゼロじゃん。結婚資金は?家買うお金は?
頭の中、真っ白。
推しの話ばかりでメンタル削れた話
デート中のカフェ。
「昨日の配信見た?マジで神回だったんだけど!」
「次のシングルのジャケ写がさ…」
「握手会で◯◯ちゃんがね…」
30分経過。
私の話、一切なし。
コーヒーカップを握る手に力が入った。(私、今日あった嫌なこと話したかったのに…)
「ねえ、聞いてる?」って言いかけて、やめた。
言ったら喧嘩になるの、分かってたから。
でも心の中では叫んでた。(私のこと、どうでもいいの?)
転機:ブチギレて話し合った結果、見えたもの
限界が来たのは、付き合って1年半の時。
溜まりに溜まったものが爆発しました。
大喧嘩:言っちゃいけないこと、全部言った
「もう無理!」
自分でも驚くくらい大きな声が出た。
「私のこと好きなの?推しのこと好きなの?もう分かんない!」
彼は固まってました。
「なんでそんなにお金使うの?将来のこと考えてないの?」
「私の話、全然聞いてくれないよね!」
「私より推しが大事なら、もう別れよう!」
涙がダーって流れて、鼻水も出てきて、もうグチャグチャ。
一瞬、シーンとした空気。
彼の顔、見れなかった。言い過ぎたって分かってた。
彼の本音:初めて聞いた「俺の気持ち」
でも、彼も話してくれたんです。
「推しは推し。君は君。比べたことなんてない」
声が震えてた。
「ライブとか握手会、日程決まってて変更できないから優先しちゃうけど…君のこと二番目だなんて思ったこと、一度もない」
「むしろ、君が理解してくれないから、推しの話題避けてたこともあった」
え…そうだったの?
私、全然気づいてなかった。
「お金のことは…ごめん。ちゃんと考える。でも、この趣味だけは否定しないでほしい」
彼の目、赤くなってた。
(あ、この人も必死だったんだ)
その瞬間、ちょっと見え方が変わった気がします。
劇的改善:私たちがやった「ルール作り」
泣いて、話して、また泣いて。
そこから二人で「お互い納得できるルール」を作りました。
お金のルール:具体的な数字で合意
「月の推し活予算は5万円まで」
最初、彼は渋ってた。でも「貯金も月3万は絶対にする」という条件付きで了承。
この「数字を決める」ってのが超重要だったんですよ。
曖昧だと、毎回モヤモヤするから。
スマホのアプリで予算管理して、お互いチェックできるようにしました。最初の月、彼が予算オーバーしそうになって「やばい、あと5千円しかない」って焦ってたのは、ちょっと面白かった(笑)
時間のルール:カレンダーで「見える化」
Google カレンダーを共有。
ライブや握手会の予定は赤。デートの予定は青。
「月に最低2回は、丸一日デートの日を作る」これを約束。
彼が新しいイベント入れるときは、「この日、大丈夫?」って聞いてくれるようになった。
小さいことだけど、「配慮されてる」って実感できるだけで、全然違うんですよね。
会話のルール:タイマーで測ってみた(マジで)
これはちょっと笑っちゃうんだけど。
デート中、推しの話は15分まで。
スマホのタイマーセットして、実際に測ったんです(笑)
最初は「えー!」って抵抗されたけど、ゲーム感覚でやってみたら意外と楽しくて。
「あと3分!早く話して!」とか言いながら、お互い笑ってました。
で、15分経ったら私のターン。仕事の話とか、友達の話とか、好きなだけ話す。
平等になって、すっごく楽になったんですよ。
意外な発見:一緒にライブ行ってみたら…
「一回、ライブついてきてみない?」
彼が恐る恐る聞いてきたとき、正直めちゃくちゃ迷った。
(行きたくないけど…彼が嬉しそうだし…)
初ライブ体験:世界が変わった瞬間
会場入った瞬間、圧倒された。
人、人、人。みんなキラキラしたペンライト持って。
音楽が鳴り始めて、推しが出てきたら、会場が揺れるくらいの歓声。
ドドドドドって、胸に響く音。
隣で彼が嬉しそうに笑ってて。
(あ、彼はこの瞬間が好きなんだ)
パフォーマンス見てたら、不思議と引き込まれていく自分がいた。
推しの子、マジでプロ。ダンスも歌も、めちゃくちゃ練習してるんだろうなって分かる。
終わった後、彼が「どうだった?」って聞いてきて。
「…思ったより、良かったかも」
そしたら彼、めっちゃ嬉しそうな顔した。
その顔見て、なんか胸がキュンとした。
共通の話題ができた副産物
それから、推しの話も少し聞けるようになったんです。
「昨日の配信、あのダンス難しそうだったね」とか。
彼、めっちゃ嬉しそうに解説してくれる(笑)
完全にハマったわけじゃないけど、「彼が好きなもの」を少し理解できるようになった。
これだけで、関係がグッと良くなったんですよね。
実はメリットもある:アイドルオタク彼氏の良いところ
ここまで大変な話ばかりしてきたけど。
実は、アイドルオタクの彼氏って、良いところもあるんですよ。
情熱的で真っ直ぐ
好きなものに一生懸命になれる人って、素敵じゃないですか。
仕事も真剣。趣味も真剣。
そして恋愛も真剣。
中途半端な人より、ずっといい。
感情表現が分かりやすい
推しに対して喜んだり、感動したり。
感情をストレートに出せる人だから、私に対しても「好き」って言葉、ちゃんと言ってくれる。
クールすぎて何考えてるか分からない男より、全然いいですよ。
実は社交性がある
オタク仲間との飲み会とか、イベントでの交流とか。
人とのつながりを大切にする人なんだなって気づいた。
私の友達との食事会も、喜んで参加してくれます。
夢を応援してくれる
推しが夢を追いかけてるのを見てるから、「夢を持つこと」の価値を知ってる。
私が転職考えたとき、誰よりも応援してくれたのは彼でした。
「やりたいことやろうよ」って。
この言葉、嬉しかったなあ…。
これだけは絶対NG:言っちゃいけない禁句リスト
経験から学んだ、絶対に言ってはいけない言葉。
「私と推し、どっちが大事?」
これ、最悪の質問。
正解ないんですよ。どう答えても、誰も幸せにならない。
私も一回言っちゃって、めちゃくちゃ後悔した…。
「そんなのにお金使うなんてバカみたい」
趣味を全否定する言葉。
これ言われたら、彼は心閉ざします。100%。
「いつまでやってるの?」「いい加減大人になりなよ」
年齢と趣味、関係ないですから。
大人だって、好きなものに夢中になっていい。
「私が我慢してあげてるのに」
恩着せがましいのは最悪。
我慢してるなら、ちゃんと話し合うべき。
黙って我慢して、後から文句言うのはフェアじゃないです。
3年半付き合って思うこと:本当に大切なもの
今、改めて思うんです。
彼がアイドルオタクかどうかって、実はそんなに重要じゃなかった。
大事なのは、お互いを尊重できるかどうか。
彼の趣味を否定しない。でも私の気持ちも伝える。
彼は私の意見を聞いてくれる。でも自分の大切なものも守る。
この「ちょうどいいバランス」を見つけるまで、時間はかかったけど。
今は、彼がライブ行ってる週末、私も友達と遊んだり、趣味の時間を楽しんでる。
お互い充実してるから、一緒にいる時間もより濃密になった気がします。
正直な話
最初に彼の部屋で推しのポスター見たとき、「この人とやっていけるかな…」って不安でした。
でも3年半経った今、思うんです。
アイドルオタクの彼と付き合ったからこそ、「人を理解する」ってことの大切さを学べた。
完全に同じ価値観じゃなくていい。
大事なのは、違いを認めて、歩み寄ること。
もしあなたが今、同じように悩んでるなら。
一回、ちゃんと話し合ってみてください。
感情的にならずに、「私はこう思ってる」「あなたはどう思ってる?」って。
思ってたより、彼も悩んでるかもしれない。
そして、もし歩み寄れたなら。
きっと今より、もっといい関係になれますよ。
私がそうだったから。
(推しのグッズは相変わらず増え続けてるけどね…まあ、それはそれで)
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