「また会いたい」って思われたい。
そう思って恋愛本を10冊読んで、テクニックを片っ端から試した結果、見事に空回りした私がいます(笑)。
LINEの返信は3時間後。会う頻度は週1回。ミステリアスな雰囲気を出すために趣味の話は濁す。完璧でしょ?
…で、どうなったか。
「なんか最近、距離感じるね」
彼からそう言われて、頭が真っ白になった。あれ?テクニック通りにやったのに。なんで?
その時やっと気づいたんです。
私、全然楽しくなかった。
彼も楽しくなかった。
そりゃそうだよね。計算ばっかりで、本当の自分、全然出してなかったもん。
沼る女子って何?私が勘違いしてたこと
「沼る」って言葉、聞いたことありますよね。
男性がどんどん深みにハマっていって、気づいたら「この人しかいない」って思っちゃう状態。
で、私が最初に勘違いしてたのは、「沼らせる=テクニックで操る」ってこと。
違ったんだよね…。
本当に男性が離れられなくなる女性って、むしろ真逆。
自然体で、無理してなくて、一緒にいて楽。
「え、それだけ?」って思うでしょ。私も思った。
でもこの「自然体」が、めちゃくちゃ難しいんです。
完璧な彼女を演じて疲弊した3ヶ月間
25歳の時、めっちゃ好きな人ができた。
彼は年上で、仕事もできて、見た目もカッコよくて。私には勿体ないくらいの人(当時はそう思ってた)。
だから必死に「理想の彼女」を演じた。
料理が得意じゃないのに、手料理アピール。実家の母に作り方を聞きながら、汗だくで作ったカレー。彼は「美味しいね」って言ってくれたけど、私の手は震えてた(緊張で)。
アウトドア嫌いなのに、「キャンプ好き!」って言った。虫が超苦手なのに。結果、キャンプ場でテント張ってる最中、蚊に刺されまくって半泣き。
本当の自分、全部隠してた。
疲れた。
3ヶ月で限界が来た。
ある日、彼の前で素が出ちゃったんです。仕事で疲れてて、もう演技できなくて。
「ごめん、今日疲れてるから、手料理無理…テイクアウトでいい?」
恐る恐る言ったら。
「全然いいよ。無理しなくていいから」
え。
「っていうか、いつも無理してたでしょ?気づいてたよ」
…バレてた(笑)。
その時、彼が言ったんです。
「自然体の君のほうが好きだけどな」
心臓がドクンってなった。ホッとして、恥ずかしくて、でも何か吹っ切れた。
それから関係が変わったんだよね。良い方に。
本当に効いた「自然体」の正体
自然体って、何もしないことじゃない。
自分をちゃんと知ってること。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。でもそれを相手に押し付けない。
例えば、彼が誘ってくれた映画。正直、そのジャンル苦手だった。
前の私なら「行く行く!楽しみ!」って嘘ついた。
でも今は違う。
「ごめん、そのジャンルちょっと苦手なんだ。でも、君が見たいなら一緒に行くよ。代わりに次は私の見たいやつ付き合ってくれる?」
こう言えるようになった。
すると彼は「じゃあ、お互いの見たいやつ観ようか」って笑った。
これが本当の自然体。
相手を否定しない。でも自分も否定しない。
このバランス。
ミステリアスは「作る」ものじゃなくて「ある」もの
恋愛本に書いてあったんです。「ミステリアスな女性はモテる」って。
だから私、必死に謎めいた雰囲気を作ろうとした(笑)。
趣味を聞かれても「秘密」。週末何してたか聞かれても「ちょっとね」。
…で、どうなったか。
「なんか、信用されてない気がする」
彼、傷ついてた。そりゃそうだよね。
本当のミステリアスって、情報を隠すことじゃないんです。
自分の世界を持ってること。
私の友達・あかり(仮名)がまさにそれ。
彼女、週末は必ず陶芸教室に行く。デートの誘いがあっても「日曜は陶芸だから、土曜日ならOK」ってサラッと言う。
彼女の彼氏、それが逆に良いらしい。
「彼女には彼女の世界がある。俺はその一部なんだって思える」
って言ってた。
余白があるんだよね。全部見せない。でもそれは計算じゃなくて、本当に大切にしてる時間があるから。
今の私も、週1回は一人でカフェに行く時間を作ってる。読書したり、ぼーっとしたり。
彼は最初「俺と会えるのに、一人の時間?」って不思議がってた。
でも今は「リフレッシュしてきてね」って送り出してくれる。
この「自分の時間」が、関係を健全に保つんだと思う。
共感力の罠にハマった夜
「共感力が大事」
これもよく聞く話。
だから彼の話、全部「わかる〜!」「そうだよね!」って相槌打ってた。
ある夜、彼が仕事の愚痴を言ってきた。
「今日、上司にさ…」
「わかる!上司ってマジ理不尽だよね!」
「いや、まだ何も言ってないんだけど…」
…あ。
焦った。喉がカラカラになって、手のひらに汗。
「ごめん、ちゃんと聞くね」
でも既に彼のテンションは下がってた。
共感って、相槌のことじゃなかった。
本当の共感は、最後まで聞くこと。
その失敗の後、聞き方を変えた。
彼が話してる時は、スマホ見ない。相槌も最低限。最後まで聞いて、それから「それは辛かったね」って言う。
たったこれだけ。
でも効果は抜群だった。
「君に話すと、スッキリする」
彼がそう言ってくれた時、胸が熱くなった。
アドバイスしなくていい。解決策を出さなくていい。
ただ、受け止める。
これが本物の共感力。
小さく頼る技術で関係が変わった
「女は頼らないほうがモテる」
私、ずっとそう思ってた。
自立してて、何でも自分でできる女性がカッコいいって。
だから彼の前で弱音、一切吐かなかった。
重い荷物も「平気!」って無理して持つ。仕事で疲れてても「全然大丈夫!」。
でもある日、限界が来た。
仕事で大失敗して、帰り道で号泣。メイクぐちゃぐちゃ。
彼に電話しちゃったんです。
「今、ちょっと辛くて…」
声が震えてた。情けないって思った。
でも彼は言った。
「今どこ?迎えに行く」
20分後、彼が来てくれた。
何も言わずに抱きしめてくれて、私は泣いた。ボロボロ泣いた。
その時、彼が小さく言った。
「頼ってくれて、嬉しい」
え?
「いつも強がってるから、俺、必要ないのかなって思ってた」
…まさかの逆効果。
頼らなさすぎるのも、距離を作るんだって。
それから、小さく頼ることを覚えた。
「このペットボトル開けて」 「ちょっと高いとこの荷物取って」 「この服、似合うかな?意見聞かせて」
些細なこと。でもこれが二人の距離を縮めた。
頼られると、人は嬉しいんだよね。「役に立ててる」って実感できるから。
ただし、重たい依存はNG。
自立してるけど、時々頼る。
このバランスが絶妙に難しい(笑)。
距離感で大失敗|返信3時間ルールの末路
恋愛本の鉄則。
「すぐ返信しない。男性を追わせる」
これを真に受けた私。
彼からLINEが来ても、タイマーで3時間測って返信(マジで)。
既読無視も戦略的に使う(って本に書いてあった)。
結果。
「なんか最近、そっけないね。俺、何かした?」
彼、不安になってた。
しまった。やりすぎた。
「ごめん、忙しくて…」って言い訳したけど、嘘ってバレてた。だってインスタのストーリーは更新してたもん(笑)。
距離感って、遠すぎても近すぎてもダメ。
今の私のルールは「忙しい時は素直に言う」。
「今仕事中だから、後で返すね!」 「今日疲れてるから、明日ゆっくり返事するね」
正直に伝えれば、相手も安心する。
変に駆け引きするより、よっぽど信頼される。
会う頻度も同じ。
毎日会えなくても、次の予定が決まってれば不安にならない。
「今週は忙しいけど、来週の金曜なら空いてるよ」
具体的に伝えることで、彼も予定が立てやすい。
計算じゃなくて、思いやり。
これが健全な距離感なんだと思う。
覚えててくれた、その一言で落ちた
彼が私に完全に落ちた瞬間がある。
それは、些細なことを覚えてた時。
2週間前、彼が「最近肩こりがひどくて」ってポロっと言った。
私、その時は「大変だね」って返しただけ。
でも、ふと思い出して。
薬局で肩こりに効く湿布を買った。高いやつじゃなく、普通の。
次に会った時、「そういえば肩こりって言ってたよね。これ、良かったら使って」って渡した。
彼の顔。
今でも忘れられない。
目がちょっと潤んでて、「覚えててくれたんだ…」って小さく言った。
男性って、覚えててもらえることに弱い。
「自分のこと、気にかけてくれてるんだ」って実感できるから。
大げさなプレゼントじゃなくていい。
何気ない会話を覚えてること。
それが一番響くんだよね。
私も意識的にメモするようになった(スマホに)。
「コーヒーはブラック派」 「朝が弱い」 「ラーメンは豚骨が好き」
こういう小さな情報。
それを後日、サラッと使う。
「そういえばラーメン好きだったよね。良い店見つけたんだけど、今度行く?」
これだけで、彼の顔がパッと明るくなる。
覚える努力。
これが関係を深める魔法。
ユーモアと芯の強さ|一番難しかったバランス
笑顔で可愛くて、でもナメられない。
これが一番難しい(泣)。
私、最初は笑顔でニコニコしてればいいと思ってた。
彼が遅刻しても「大丈夫〜」。 約束破られても「仕方ないね」。
優しい彼女、演じてた。
でもある日、気づいた。
彼、私のこと軽く見てる…?
デートの約束、平気でドタキャン。しかも謝罪もそこそこ。
これはマズイ。
意を決して、真剣に話した。
「約束は守ってほしい。ドタキャンされると、私も予定空けてるから辛い」
手が震えた。でも目を見て言った。
彼、ハッとした顔をして。
「ごめん。軽く考えてた」
それから彼の態度が変わった。約束は守るようになったし、むしろ以前より丁寧になった。
言うべきことは言う。
でも、言い方は優しく。
これができると、相手からの尊重度が全然違う。
笑顔だけじゃダメ。芯がないと舐められる。
でも厳しいだけでも怖がられる。
柔らかさと強さ。
この両立が、長続きする関係を作るんだと思う。
テクニックじゃなくて、誠実さだった
結局、男性が離れられなくなる女性って。
テクニックを使いこなす人じゃない。
誠実な人なんだよね。
自分に誠実。相手にも誠実。
嘘をつかない。無理しない。でも思いやりは忘れない。
私が今の彼と3年続いてるのは、たぶんこれ。
計算をやめた。
素の自分を出すようにした。
疲れた時は「疲れた」。嬉しい時は「嬉しい」。
シンプルに、正直に。
すると彼も同じように接してくれるようになった。
お互いに素でいられる関係。
これが一番楽で、一番深い。
沼らせようとして沼った私(笑)
笑い話になるけど。
私、彼を沼らせようとして、逆に自分が沼った(笑)。
最初は「モテたい」「好かれたい」が動機だった。
でもテクニックを捨てて、自分らしくいることを選んだ。
すると彼のことをもっと好きになった。
彼も私を好きでいてくれた。
Win-Winじゃん。
人を好きになるのに、テクニックはいらない。
ただ、相手を尊重して、自分も大切にする。
それだけでいいんだと思う。
もしあなたが今、「どうやったらモテるかな」って悩んでるなら。
まず自分を大切にしてほしい。
自分の時間、自分の好きなこと、自分の価値観。
それを大事にしてる人は、自然と魅力的に見える。
無理に追わせようとしなくていい。
自然体のあなたが、一番魅力的だから。
そして、もし相手があなたの自然体を受け入れてくれないなら。
それは相性の問題。
無理して合わせる必要、ない。
本当にあなたを好きな人は、素のあなたを愛してくれる。
これ、マジで本当。
私、遠回りしてやっと気づいた(笑)。
あなたはそんな遠回りしなくていいよ。
自分らしくいること。
それが最強の「沼らせテクニック」だから。
コメント