LINEの既読がつかない。 3分、5分、10分…。
スマホを握りしめたまま、心臓がバクバク音を立ててた。 「もう終わりだ」って、勝手に思い込んでる自分がいる。
これ、昔の私です。 自己肯定感が底辺レベルだった頃の話。
恋愛するたび、なぜか同じパターンで崩壊してた。相手が悪いわけじゃない。でも当時は気づけなかったんだよね…。「なんで私ばっかり」って被害者面してたけど、原因は自分の中にあった。
今なら分かる。 自己肯定感の低さが、恋愛をどれだけ歪めるか。
気づいたら相手に依存してた、あの恐怖
付き合い始めて1ヶ月。 彼のことしか考えられなくなってた。
朝起きたらLINE確認。 仕事中もスマホチラ見。 夜寝る前も、最後のやり取りは私から…!
(マジでキモい。今思えば)
でもあの時は「これが愛だ」って本気で思ってたんだよね。違う、全然違った。あれは愛じゃなくて、ただの恐怖だったんだ。
「この人を失ったら、もう誰も私なんか選んでくれない」
その考えが頭の中をぐるぐる回ってる。だから彼の一挙一投足に一喜一憂してしまう。30分返信が遅れただけで「冷めたのかも」って不安になるし、友達と遊びに行くって聞いただけで「私より大事な人がいるんだ…」って勝手に傷ついてた。
ある日、彼が「ちょっと疲れてるから今日は一人でいたい」って言ったことがあって。
私、パニックになった。 手が震えて、涙が止まらなくて。
「私のせいで疲れさせちゃった?」 「嫌われた?」 「別れたいってこと?」
…って、連続でLINE送っちゃったんだよね(泣) 彼からの返信は「そういう意味じゃないから落ち着いて」だった。
でも落ち着けるわけない。 頭では分かってても、心が勝手に暴走する。
これが自己肯定感が低い人の恋愛パターン。相手への過度な依存と執着。喜びじゃなくて、苦痛の源になってしまう恋愛。
「私なんかと付き合ってくれてありがとう」症候群
もう一つ、ヤバかったパターンがある。
相手からの愛情表現を、素直に受け取れないやつ。
「可愛いね」って言われても、 →「どうせお世辞でしょ」
「一緒にいて楽しい」って言われても、 →「退屈なのを我慢してくれてるんだ…」
全部ネガティブ変換。自動で。 勝手に。
正直、今振り返ると「めんどくせぇ女だったな」って思う(笑)
でも本人は真剣なんだよね。「私なんかと付き合ってくれてるだけでも奇跡」って思い込んでるから、相手の優しい言葉すら「いつか本当の私を知ったら離れていくだろうな」って不安材料になっちゃう。
最悪のスパイラル。
友達に相談したことがある。 「彼が褒めてくれても信じられないんだよね」って。
友達は呆れた顔で「それ、彼に失礼じゃない?」って言われて。
ハッとした。 そうか、相手の気持ちを疑うって、相手を信頼してないってことなんだ。
自分を殺して「いい彼女」を演じてた日々
「何食べたい?」 「何でもいいよ!」
「次のデート、どこ行く?」 「あなたが行きたいところでいいよ!」
…これ、昔の私の口癖。
自分の意見? ない。 自分の希望? ない。
全部彼に合わせる。それが「献身的な彼女」だと思ってたから。
でもね、これって超危険なんだよ。
ある日、元彼に言われたの。 「たまには君の意見も聞きたいんだけど」
その瞬間、頭が真っ白になった。 意見? 私の?
…分からない。 本当に何が好きなのか、何がしたいのか、全く分からなくなってた。
彼に合わせすぎて、自分を見失ってたんだよね。苦手な映画も「面白そう!」って笑顔作ってたし、興味ない趣味にも無理やり合わせてた。友達との約束もキャンセルして、彼を最優先。
これ、一見すると愛情深く見えるかもしれない。 でも違う。
ただの自己犠牲。 嫌われたくないから、自分を殺してただけ。
そして最終的に、彼から言われた言葉が今でも忘れられない。
「君といても、君のことが分からない。本当の君はどんな人なんだろう」
胸が締め付けられた。 息ができなくなりそうだった。
本当の私? 私自身も分からなかったから。
顔色うかがいのプロになってた話
自己肯定感が低い人って、相手の顔色を読むのが異常に上手くなる。
彼の表情のちょっとした変化。 声のトーンの微妙な違い。 話し方のわずかなニュアンス。
全部キャッチしてた。レーダーみたいに。
「今日、機嫌悪そう」 「私が何かした?」 「怒らせないようにしなきゃ」
この思考が24時間止まらない。疲れるんだよ、マジで。
で、過剰に気を遣った行動を取ろうとする。
彼がちょっと疲れた顔してるだけで「ごめんね、何かあった? 私にできることある?」って聞いちゃう。彼はただ仕事で疲れてただけなのに、私が勝手に原因を自分に結びつけて、必要以上に謝ったりサービスしようとしたり。
ある時、彼に言われたんだよね。 「そんなに気を遣わなくていいよ。疲れるから」
…え? 気を遣ってるのがバレてた。
っていうか、それ自体が相手の負担になってたんだ。
自分の自然な感情すら、相手を不安にさせる。 お互いに本来の自分でいられない関係。
それって健全じゃないよね。
私の失敗談:2年間の自己犠牲恋愛
25歳の時の話。
当時の彼と2年間付き合ってたんだけど、その2年間、一度も自分の本当の意見を言えなかった。
映画選び→彼に任せる。 レストラン→彼に任せる。 休日の過ごし方→彼に任せる。
「素直で可愛い彼女だね」って最初は言われてて、それが嬉しかった。
でも半年くらい経った頃から、彼の態度が変わってきた。
「たまには君の意見も聞きたいんだけど」 「本当にそれでいいの?」 「君が何考えてるか分からない」
その度に「あなたが喜んでくれることが一番嬉しいから!」って答えてた。
(今思えば、逃げてただけだよね…)
そして運命の日。
「君といても、君のことが分からない。本当の君はどんな人なの?」
彼のその言葉に、私は何も答えられなかった。 喉が詰まって、声が出ない。
なぜなら、私自身も分からなくなってたから。
本当の私って誰? 何が好きなの? 何がしたいの?
全部見失ってた。
その1ヶ月後、彼から別れを告げられた。 「もっと自分を持ってる人と一緒にいたい」って。
その瞬間、号泣した。 部屋で一人、布団にくるまって、声を殺して泣いた。
自分を消して尽くしたのに、捨てられた。 なんで? あんなに頑張ったのに。
…でもね、今なら分かる。 頑張る方向が完全に間違ってたんだよ。
悪循環の罠:不安→執着→疲弊→破綻
自己肯定感が低い人の恋愛って、ある共通パターンがある。
悪循環。
不安や恐怖からスタート ↓ 執着的な行動・自己犠牲 ↓ 相手が疲れる・関係にひずみ ↓ それを感じ取ってさらに不安 ↓ もっと必死に引き留めようとする ↓ 相手がさらに離れる
この無限ループ。
私、これを3回くらい繰り返してたと思う。恋愛するたび、同じパターンで崩壊。で、その度に「やっぱり私は愛されない人間なんだ」って思い込みが強化される。
失恋するたびに自己肯定感がさらに下がって、次の恋愛でも同じミスを繰り返す。
マジで地獄だった。
立ち直るまでの道のり:自分軸を取り戻す戦い
元彼と別れた後、半年くらい恋愛から離れた。
っていうか、怖くて誰とも付き合えなかった。
その間に何をしたか?
自分探しの旅。
最初は「自分が本当に好きなものって何?」から始めた。
料理教室に通ってみた。 →意外と楽しい! 食べるより作る方が好きかも。
一人旅に行ってみた。 →誰かに気を遣わない旅って、こんなに楽なんだ。
昔から興味があった写真を始めた。 →構図考えるの、めっちゃ面白い!
小さな「好き」を集めていった。
そうしているうちに、徐々に気づいた。 「私にも、好きなものや得意なことがあるんだ」
当たり前のことなんだけど、それまで気づいてなかったんだよね。
一人の時間が教えてくれたこと
一人でカフェに行くようになった。
最初は「一人でカフェとか寂しくない?」って自分で思ってたけど、実際やってみたらめっちゃ快適で(笑)
好きな本を読んで、好きなコーヒーを飲んで、誰にも気を遣わない。
この時間が、自分を取り戻すのに超重要だった。
友達との時間も大切にするようにした。恋人がいると、つい友達を後回しにしてたんだけど、それって間違ってたんだよね。
友達と話してると「あ、この世界には私を理解してくれる人がちゃんといるんだ」って安心する。恋人だけが全てじゃない。
この気づきが、次の恋愛で過度な依存を防いでくれた。
完璧な彼女を演じるのをやめた日
「理想的な恋人でいなければ」 「いつも明るく素敵でいなければ」 「相手を失望させてはいけない」
この呪縛から解放されたのが、28歳の時。
新しい彼氏ができて、最初のデート。
彼が「何食べたい?」って聞いてきた。
いつもなら「何でもいいよ!」って答えてたところ。
でも、その時は違った。
「私、パスタが食べたい」
…って、言えたんだよね。
心臓バクバクだったけど。 拒絶されるんじゃないかって不安もあったけど。
でも彼は「いいね、じゃあイタリアン行こう」って笑顔で答えてくれた。
その瞬間、涙が出そうになった。
「あ、自分の意見を言っても大丈夫なんだ」
当たり前のことなんだけど、私にとっては革命的な瞬間だった。
弱さをさらけ出せる関係の価値
今の彼氏との関係で一番違うのは、弱さを隠さないこと。
最初のデートの時、正直に言ったんだよね。
「私、自己肯定感が低くて、時々不安になっちゃうことがあるんだけど、その時は素直に言うから、聞いてもらえる?」
正直、振られるかもって思ってた。
でも彼は「いいよ。僕も完璧じゃないし、お互い支え合えたらいいと思う」って言ってくれて。
実際、不安になる時はまだある。 LINEの返信が遅いとドキッとするし、予定が合わない日が続くと寂しくなる。
でも、今は違う。
不安になったら、素直に伝える。 「最近会えなくて寂しいな」って。
すると彼は「ごめんね、仕事が忙しくて。でも週末は絶対会おう」って言ってくれる。
一人で抱え込んで、勝手に想像を膨らませて、疑心暗鬼になることがなくなった。
これって、すごくない?
コミュニケーションの力。 弱さを受け入れてもらえる関係の価値。
マジで人生変わった。
自己肯定感を上げる具体的な方法
私が実際にやって効果があったこと、まとめておく。
小さな選択から自分の意見を持つ練習
- 今日のランチは何が食べたい?
- 次の休みは何がしたい?
- 見たい映画は?
最初はこんな小さなことから。で、それを相手に伝える勇気を持つ。拒絶されるかもって怖いけど、本当にあなたを愛してくれる人なら、あなたの意見を尊重してくれるはず。
恋愛以外の時間を大切にする
- 趣味に没頭する
- 友達とゆっくり過ごす
- 一人の時間を楽しむ
恋人がすべてじゃない。この世界にはあなたを理解してくれる人がたくさんいる。
不完全な自分を受け入れる
機嫌が悪い日もある。 疲れて愚痴を言いたい日もある。 失敗することもある。
それでいいんだよ。 完璧じゃない自分も含めて愛し合える関係が、本物の関係。
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